2004年度 無洗米の生産量は53万トン

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<ニュースリリース>
2003年度 無洗米の生産量が52万3千トン

全国無洗米協会がこのほどまとめた2003年度(2003年4月1日〜2004年3月31日)の全国の無洗米の推計生産量は、52万3千t(対前年比104%)になりました。
昨年の米不作による影響で、原料価格が上昇し米全体の流通量が落ち込んだにもかかわらず、無洗米は比較的堅調な成長を維持しました。

平成15年(2003年)産の米の生産量は、冷夏の影響により、平成5年以来の大凶作となり全国平均で作況指数90を示しました。中でも北海道、東北地域の太平洋側で収穫量が極端に落ち込み、北海道では作況指数が73、東北では80という大不作に見舞われました。これに伴い、多くの銘柄米の価格が高騰し、家庭用・業務用も含め比較的上質米が流通していることが多い無洗米は、流通量が大きな打撃を受けるものと予想されていましたが、例年ほどの増加率は望めなかったとはいえ、比較的堅調な成長を維持しました。

無洗米の特徴のひとつにリピート率の高さがありますが、今年のように価格上昇による消費者の米離れが進む中、本来なら無洗米といえども減少傾向が見られるものと予想されておりましたが、このリピート率の高さが無洗米離れに歯止めをかける一因となっていると思われます。

このような無洗米の堅調な普及は、炊飯器メーカーにも影響を及ぼしており、全炊飯器メーカーが製造する炊飯器には、新たに「無洗米モード」や「無洗米コース」といった無洗米専用の炊飯プログラムが組み込まれるようになり、無洗米が完全に生活の中に入り込んだということも無洗米の堅調な推移を支えているとも云えそうです。

また、当協会のホームページのアクセス数も、2003年1月〜6月期に比べ、2004年の同時期では約1割増加しており、このことは、消費者の無洗米に対する関心度が益々高まっていることを裏付けています。

このように無洗米は、不作により流通量の減少や、農林水産量が公表している「米の消費量動向等調査」に見られるような米の消費量そのものの減退とは関係なく、無洗米独自で普及を続けており、今後もこの動きは続くものと見られます。

尚、当協会では毎年、推計ながら全無洗米の総生産量の報告を行なっておりますが、今回の発表は、本年2月に発表した「全無洗米の推計生産量の訂正」からあまり日数が経過していないことから、平成14年度の当協会無洗米の生産量366,000トンの場合に全無洗米量が50万5千トンに推計したデータや根拠(昨年末、首都圏及び京阪神の生協における調査データ、主婦連が行なった一般消費者における無洗米の購入先調査など)を基に、15年度の当協会無洗米の生産量380,000トンにその比率を当てはめて算出しました。