無洗米の環境対策効果

普通精米より少ない無洗米の環境影響

財団法人日本土壌協会の調査によれば、無洗米の製造時に要するエネルギー、排出する二酸化炭素は、普通精米を研いで、そのとぎ汁を浄化処理するためのエネルギー、排出する二酸化炭素よりも少なくて済み、環境に与える負荷が少ないことが確認されました。

この調査は、一人が1日に消費する米166g(旧食糧庁のデータから算出)について、普通米と無洗米を製造するところから炊飯し、そのとぎ汁を処理するまでに必要なエネルギーと排出する二酸化炭素を比べたものです。(但し、玄米を普通精米にするのに必要なエネルギーと排出二酸化炭素は共通なので省略。また、上下水道は、人口350万人のY市の例で計算、無洗米はBG無洗米を使用した) 

その結果は、表の通りです。

 必要な発熱量(kcal)CO2排出量(g)
普通精米の場合26.54.9
無洗米の場合10.51.8

無洗米の使用で環境面から見て必要なもの・不要になるもの

無洗米は、開発の始めから米のとぎ汁による水質汚濁の防止を目的に、考え出されました。その後も環境に配慮した改善が進められて、今日では環境保全と利便性を共に備えたお米として、多くの方にご利用いただいております。 また、無洗米生産の副産物として、肌ヌカを原料とする有機質肥料が生産され、化学肥料に代わって活用されています。環境面から見た、無洗米と普通精米の違いを下の図にまとめました。

無洗米

無洗米のライフサイクルフロー

普通精米

普通精米のライフサイクルフロー

※汚水処理をしても水に溶けた、窒素、リンの何割かは処理しきれず、そのまま河川、海に流されます。

無洗米の節水効果

無洗米は、米を洗わずに使いますが、全国無洗米協会が、首都圏の女性64人を対象にした調査の結果によりますと、3カップ(450g)の米を研ぐのに、4.5リットルの水を使っていることが分かりました。

即ち、このケースの場合、無洗米を使うことにより、4.5リットルの上水が節約できることになります。

環境データ

条件
あなたの街(家)の人口
 
1ヵ月の米の使用量20.0キロ
 
1ヵ年の米の使用量240.0キロ
 
洗米に必要な水の使用量米の 10
環境対策効果
水の節水バケツ 133杯 /年間
米の使用量×洗米水(10倍)
1ヘドロの流出削減24L/年間
米の使用量×米220g当たり22ccのヘドロ
魚が住める薄めるのに必要な水量バケツ 41,481杯/年間
全BOD/BOD5ppm(全BOD×1000÷5÷18)
  • ※ BOD:水の汚れを表す値で数値が高いほど汚れている。
  • ※ 米3合を3.5Lの水で洗米した時のBOD2000ppm/L、チッソ65.1ppm/L、リン65.1pm/Lで計算した。
  • ※ 富栄養化の原因となるチッソやリンは現在の下水道では浄化が困難とされています。

(財団法人日本土壌協会、および全国無洗米協会の調査データより)

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協会の厳しい基準(安全面、品質面、環境面)をクリアした無洗米には、「エコメちゃん」がついています。