無洗米Q&A

無洗米について、さらに知っていただくために

現在では大変多くの方々が無洗米をご存知です。しかしながら、無洗米についてきちんと理解している人は そう多くはありません。 共通している疑問、質問にお答えします。

Q1.とがないから美味しいって本当ですか?
ご飯のおいしさはヌカの取れ具合で決まるものです。古くから「飯炊き名人」と呼ばれる人がいますが、この人は「米とぎ名人」でもあるのです。お米のとぎ加減は一人一人違い、上手にヌカが取れない時にご飯はまずくなってしまいます。また肌ヌカが取りきれないだけでなく、ヌカ分を含むとぎ汁を米が吸収してまずくなったり、凸部分に含まれるうまみ層や栄養分まで洗い流してしまうことがあります。無洗米はお米のうまみ層を損なわず、ヌカをきれいに取り除いているので、美味しいのです。
無洗米と家庭でといだお米の比較図
Q2.普通のお米に比べて価格は変わりませんか?
若干高いケースがありますが、5kgの普通米と無洗米を比較してみますと、普通米はヌカがついたままなので、実際に食べるお米状態にすると4.85kgぐらいになります。無洗米はヌカを取っているので、正味5kgが袋に入っています。また、使用する水道代や下水道代、とぐ時に流す米粒などを合計すると、費用はそれほど違わないと思われます。
Q3.洗わずに炊くためのチェックはどうしているの?
消費者の皆様に、安心して無洗米をお買い求めいただくために、協会では厳しい基準(安全面、品質面、環境面)を設けています。認証マーク「エコメちゃん」の付いた無洗米は、協会の検査員が立ち入り検査し、チェックしています。
  • 生産段階で空気・水・米(米の一部)以外は使用していないこと
  • ヌカが手で4〜5回洗ったのと同程度に取れていること
  • 工場が衛生的であること
  • 異物はすべて取り除くこと
  • 味が普通精米と変わらないか、向上していること
  • 耐熱性細菌数が、最低測定基準の300/g以下であること
  • 無洗米加工後人手に触れずに袋詰めの工程が行われること 等です。
Q4.無洗米は、栄養分が多いと聞きますがなぜですか?
お米の主な成分である炭水化物やたんぱく質は、普通米と変わりませんが、水溶性のビタミンB系(B1やナイアシン)は、といでいるうちにかなりの部分が流れてしまいます。ご飯になる前の段階では、むしろ無洗米のほうが、倍近く残っていることがわかっています。ただし、ビタミンB2は、もともと微量ですので、ほとんど変わりません。
Q5.無洗米は普通のお米に比べなぜ白いのですか?
普通のお米はヌカが付いているので黄色っぽいのです。ヌカがきれいに取り除かれた無洗米の表面は、黄色いヌカが取り除かれている上、きれいな小さな凹凸面になっているので、光が乱反射をして白く見えるのです。
Q6.水加減は普通のお米と変わりませんか?
無洗米は普通のお米に比べて、肌ヌカが取れている分だけカップやお釜に、余分にお米が入ります。その分、水を普通のお米より多く入れて下さい。
  • ● 今までの炊飯器用カップで計量する場合 ー水加減は少し多めにー
    炊飯器の目盛より、米1カップあたり5〜10%程度(1カップあたり大さじ1〜2杯)多く、水を入れてください。
  • ● 無洗米専用カップで計量する場合
    炊飯器の目盛どおりの水で炊けます。
Q7.水を注ぐと白く濁って見えるのはどうして?
無洗米に水を入れると多少白くなりますが、これはお米のでんぷんの粉が水にとけるのと、水を入れた時の細かい空気の泡がお米のまわりにつくためで、ヌカではありません。 しばらくすると白さが納まります。
Q8.無洗米は環境に良いといいますが、どうしてですか?
全国無洗米協会の認証マーク「エコメちゃん」の付いた無洗米は、認証マークをつけるために、製造段階で使用するエネルギーが、製造段階で出るヌカを汚水として流したと仮定して、その処理にかかるエネルギーよりも少なくなければならないという条件をクリアーしています。しかも取れたヌカは汚水やごみとして廃棄するのではなく、全て肥料又は飼料として再利用します。しかし、残念ながら無洗米の製法にもいろいろありますので、協会の認証マークのついていない無洗米の中には、お米を洗った汚水をそのまま流したり、取れたヌカをごみとして処理するために多量のエネルギーを使っている生産者がいるのではないか、といわれているのも事実です。
とぎ汁の環境汚染」もご参照下さい。
Q9.無洗米は普通精米より鮮度が長持ちしますか?
一般に鮮度は酸化の具合ではかりますが、酸化されやすいヌカがついていない無洗米は精白米に比べ酸化しにくく、鮮度は落ちにくいものです。しかし、ご家庭の台所は火や水を使いますので、お米にとって良い状態とはいえません。精白米と同様、新鮮なものをこまめにお買い求めになることをお勧めします。

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協会の厳しい基準(安全面、品質面、環境面)をクリアした無洗米には、「エコメちゃん」がついています。