HOME > 無洗米とは
無洗米は、とぎ洗いせずに水を加えるだけで炊飯できるように工場で肌ヌカを取り除いたお米です。
1991年に誕生しました。 現在、国による品質基準がないため、品質にバラツキがあります。 全国無洗米協会の審査に合格した無洗米は、以下の要件を満たしています。 ① 製造時に異物を添加しない。 ② 食味を落とさない。 ③ 環境への負荷を軽減する。 ④ 産業廃棄物を出さない。 |
実は、精米した白米の表面には、従来の精米機では取りきれない、粘着性の強いヌカ(肌ヌカ)が残っています。
この肌ヌカを取り除くために、精白米を炊く前にとぎ洗いが必要でした。 洗わずに炊くと、ヌカ臭いご飯になってしまうからです。 |
その今までとぎ洗いして落としていた肌ヌカを、工場であらかじめ取り除いているからです。
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(電子顕微鏡写真 750倍)
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水洗い式肌ヌカを水で洗い落として乾燥させる方法。 精白米を水で短時間に洗って肌ヌカを取り、短時間に乾燥させます。家庭ではとぎ汁が出ませんが、工場で濃いとぎ汁が出ます。 |
タピオカ式(NTWP)
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このように無洗米の製法は様々で、品質にも差があります。
しかし、現在、国としての統一基準はありません。 そこで、当協会では、独自の厳しい基準を設け、それに合格したものにだけ認証マークを付けています。 |